Working diary / Mala Japonka

2年ぶりぐらいにトップ画像を変えました。2年が経つのが早すぎる…
少しブランニューです、多分7月にはもう少しブランニューにすると思います。今は暫定ブランニュー。
I changed the image of top page of my website. Last time I changed it was 2 years ago. omg, time flies...

というわけでお久しぶりです。
何も確定していないのですがとにかく我が作品が完成に向けて突っ走っていらっしゃるところです。
がんばって作品をサポートしたいと思います。(あえて他人事形式でのコメント)
ネタが溜まりまくっているので、これから暇を見つけたらちょこちょこ分類別にアップしていきたいなぁと思っています。
まぁ本当に今大詰めの時期で何も終わってるわけじゃないんですが、不思議なもので本当に完成が近くなるとこうなるんですね。四月や五月の方が精神的に追い込まれてて死にそうでした…というか死にたいばっか言っていました。(追い込まれるとそういうことを口走ります)今の方がマシ。。ですっ。作業頑張ります。
2 months past since my last blog... ah. ok. anyway i will write and upload some photos and texts when i have time.

一応ほぼ全てのインクを使う制作や修正作業が終わりました(と思います)。
借りている部屋の机を汚さないために敷いてた厚いボール紙、こんなにインクをこぼした跡が…。幾度となくインク瓶をひっくり返していることがモロバレですね。敷いといてよかったです…。インクもだいぶ消費しました。
I think I already (or almost...) done all the works with pen and ink.
On the desk you can see how many times I spit the ink on it.

あとやっとカッターマットを買いました。(朝の光で写真が青い…)
今まではやはり厚紙を敷いて切っていましたが、ボロボロになってくると切り口がガタガタになる…ので…って当たり前なんですけども…。どんなケチ根性だよと思いますが、カッターマットを買った方が安いと思えるほど紙を切って初めて気づけたというか。。ほんとに、つい数日前に買いました。もう快適で快適で…。切り口もきれいだし…!笑うわほんと…
I'm almost everyday cutting many papers at home, but I hadn't have this cutting mat. It was crazy tough to cut beautifully without this... (I know it's natural...) but finally I bought this cutting mat just a few days ago. Soooo comfortable! Easy to cut! I can work anywhere! Hm, I know I should have bought it more earlier... but now im happy.


というわけで本の中表紙が見えておりますが、今詰めの段階でもう少しで印刷にもっていけるというところです。ここまで来るのにどんだけ頑張ったことか…。あんまり自分で頑張ったとか言いたくないんだけど、今回ばかりは頑張った以外に言いようがない…。
Then about my diploma work book... you can see in the center.

プロの人がチェコ語の校正をしてくれています。アホみたいな間違いもやらかすし、全然私には分からないミスもありますが、とにかくチェックしてもらいます。
チェコ語あるある……同じ人がチェックしてるのに違うことを言われる。前回その人が直したところを「チェコ人はこうは言わない」と直されたりする。ミステリー!でもそのぐらいチェコ語って「誰も本当の正解は知らない」言語だと言われます。文法はゴリゴリにありますが、語順が適当なんですよ。すごいでしょ。英語の方がよほど厳しいです語順に関しては。
というわけで言語チェックも二回ほど直接学校に来てバーッと見て直してくれて、終わりました。
Professional editor checked my czech language.
In this work so many people helped me with language. Thank you so much!


中味の絵。
一枚の絵に数枚のトレンシングペーパーのレイヤーを作っていてそれが何十カットとあるので収拾がつかなくなり、一枚の絵ごとにまとめたらすごいスッキリ…。はやくやればよかった!
I needed so many transparent papers layer for 1 picture, so I had to put those layers in folder. Then it's nice.

まあまあ見づらい写真ですみません。
例えば一枚の絵にこれだけのレイヤーが必要です。線画の上に、物ごとの特色レイヤー、家具の濃い茶色のレイヤー、影のレイヤー、床の影のレイヤー(接地点をしっかりさせるために、トレペだと薄く出過ぎるので床だけは紙に塗ります)、そして背景、これでもう六枚。
更に色みがコピックだけだと足りないところ、「弱い」ところに、パソコンで下に淡い色を敷いて補強してしっかり出させたりもするし、セリフの直しが入ったらその上に重ねて直しのスキャン画像を入れていくので、とにかく一枚ずつが重いです…。でも完成するまではレイヤーを削ると後の作業で必要になった時に修正できませんから、とにかくレイヤーが増えます。
For 1 picture, I need many layers. For spotted color, for shadow, for dark color of table and chairs, shadow on the floor (it should be more certain than normal shadow, so I painted it on normal paper), and pen drawing and background pic. And I add some color layers on the computer, so 1 photoshop file has many many layers... too heavy to work...! but I need it because when I have to correct somewhere, I need such working layers. Then layers are increasing...



これらは、絵本の表紙にポスターカバーをつけることを思いつき、日本ではおなじみのすごろくをチェコ語バージョンでつけることにしました。その時のメモが上、下は絵が増える前のすごろくです。
このあと絵を倍ぐらい足してみっちり埋めたのでこのスカスカの面影は今どこにもありません。
Planning memo of cover poster. It's Japanese play (for children, and also for adults) "Sugoroku". In Czech, it's called "Člověče nezlob se!" ...it means "People, don't be angry!" ...it's so interesting! Japanese don't be angry with this game?... hmm, I'm not sure... but anyway it's very interesting point for me.


これは描けなくて苦しんでた四月前半ぐらいの時期にふと描いて、ちょっと気に入ってた絵。
これを表紙に使おうとしたけどつまんなかったのでボツになりました。笑
an illustration when I wasn't work at all. (slump)
Drew it and I felt better, so I was going to use it as a cover illustration, but it couldn't. lol

本が完成したらまたきちんとアップいたします。
とりあえずご報告 (なんとなく。とにかく、なんとなく)。
次のブログは多分「植物編」。

see you next time!
I wanna upload photos of my plants.

納得への道程

今日のはただの今の私の思考です。
長い文章や手記類に興味の無い方、嫌いな方には何の意味もない記事ですので、どうぞ通り過ぎてくださいませ。


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スランプのような状態が続く中、3/31〜4/1にボローニャ国際チルドレンブックフェアに行きまして、更にいろいろと思うところがあり、頭の中がまとまっていないので、とにかく書き出したいと思います。
ヨーロッパでもがいている、一人の小さな絵描きのある日の頭の中です。


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何かの狭間にぽとんと落ちてしまって、上がってこれない時、というのがあるものなのですが
今、そういう時期です。
もう三週間以上ぐらいこんな状態なので、それはもう物凄く焦りもあるのですが、どうにも致し方ない。
こんな時はせめて、書いて整理をする。


自分が目指すものが「絵本画家」でいいみたいだ、ということを、ボローニャに行って見つけました。これは、私の遅い歩みの35年の人生の中で初めてのことで、とても大きな意味を持っています。「絵を描く」ということ以外の指針を何一つ見つけられなかった私の人生の中で、初めて見つけた目指す指標だからです。
そしてもう一つ、今作っている本に関してどうにも分かってしまった欠点?課題?もあります。それは、私にはまだ、絵本や印刷の世界で「色」を使う力が充分についていない、ということ。絵だけなら大丈夫なのですが、今の環境ではブックデザイン含めて全て自分で考えて、それらを鑑みながら絵作りをしていくため、そのグラフィック力がまだついていないと実感しているのです。三年間で間に合わなかったということは、卒業後も全部を自分でやろうとするのではなく、むしろ自分は絵に専念して絵を描かせてもらうチャンスを勝ち取っていき、デザインは専門家に任せるという形になれるよう努力していった方がいいだろう、というのも冷静に見えてきました。それをやりながら、色をも使いこなす力がついてくるかもしれませんが。
それが、もし本全体が黒一色なら、一年生の時からできてたんです。特に苦労もなくできていた。絵や文字を本の画面にどうはめこめばいいのか、どうすればバランスが取れるのか、分かるんです。黒の比重なら分かる。黒の世界でなら、私は負けない。
でも、色が入ると、まだ比重が分からないみたいなんです。画面の中で、何がどのぐらいの重みを持っているのか、どうしたらおかしくないのか、どうしたら自然に見えるのか。白黒でなら分かるということは、その感覚の基礎、礎は私の中にちゃんと存在している、持っているということだと思います。でも色は難しい。色には全然違う方向性、重み、比重、雰囲気、意味するものがあります。それらが画面の中であまりにも交錯してしまう。シンプルになれないんです。私はシンプルになることに関しては非常に強いのですが、複数要素たちが交錯する画面でそれらを自然に成立させるというのはわりと昔から苦手です。一つの芯を見つけて爆走することなら本当に得意なんですが…。得意の爆走ができないもんで、どうしていいのか分からなくなってるみたいなのです。二年目からが非常に苦しかったのも、このせいです。辛い、苦しい。だからといって、今の本を白黒でやりたいとは、やっぱり思えない。。あの本にはやっぱり色が欲しい。でもこのまま同じ制作方法で続けるのはなんだか単純作業を繰り返すだけに思えてしまって、どうしてもモチベーションが上がらないのです。集中力を切らしては、魅力的な絵も描けません。人に見せてもそこは見抜かれます。そうして、どうしよう、と戸惑ったまま、三週間が経過しているのです。
毎日毎日、今日こそはと思っては、まだ無理な自分が一瞬でぶつかってきて、脳しんとうを起こしている間に一日が終わる、というような状況です。ボローニャに二泊三日行けばリフレッシュになるかな?と思ったのですが、ボローニャは殆ど絵という仕事のことしか考えず、観光も寄り道も殆どする時間もなかったビジネス旅行みたいなものですから、リフレッシュよりストレスの方が多くなってしまった。自然、仕事がはかどるというよりは、本業に関する大きな収穫を得るのと引き換えに、現在に対する集中力の真逆へ行ってしまった、そんな印象すらあります。

きっと、ちゃんと起こるべきことが起きているんだと、それは分かるのです。
でも、やるべきことをやれてるのかどうかが、すごく不安です。心配です。
とても怖いです。
それでも今は、じりじりと。じりじりと。何かににじり寄っていくような…。部分なんです。

今回ボローニャに行って、世界では普通子供向けの本はこうで、イラストレーターに求められてるものはこう、ていうのを見て、あぁそうだよね。て思いました。チェコはやっぱり特殊なんです、文学的で文字が多い。それはチェコでは喜ばれるんですが、ボローニャで何人かの編集者にチェコで作った本を見てもらったとき、絵はいいけど文字が多すぎる、文字がいらないと言われました。あと詩の本も持ってっちゃったので、これはアートブックだろ、子供向けちゃうやんと言われて、そりゃーそうすよね、と普通に思いました。w 絵本がどういうものかなんてことが全くピンと来ないまま日本を出て、直接チェコなんていうちょっと特殊な国に来てこの国の本ばかり見ていたおかげで、私のセンスもなかなかズレつつあったようで(それは私がもともとズレてたからなんですけど。笑)、ボローニャ行って、作品見せてアドバイス貰った時、まぁそうだよね。のオンパレード。まったくもって仰る通り、と。
ただ、多分私の強みがあるとすれば、私がそれを天然でやってなかった、というところだと思います。もし私がとても若くて、自分の画風や方向性が分かってなくて苦しんだとしたら、今私はもっと苦しかったはずです。自分の何がここで通用しないのかが分からないから、です。ただ、私は今回、自分が何をしているか分かっていた。だから、言われた時に、あーそうかなるほど、とすぐ分かったし、自分がこの先何をすべきなのかもなんとなく分かりました。
それから大きかったのは、過去の自分の伸び伸びとした描き方で、そして今は「本を作るための絵」というものが理解できたのでそれを理解した上でイラストレーションを作ればいいのではないか、ということです。この手がかりを得たのは大きかった。もちろん、本当に今私が思っているその方向で合ってるのか、上手くいくのか、仕事に繋がるのかはまだ分かりません。だけど少なくとも、今私はチェコで過去の自分の絵の描き方を完全に捨てた状態で本を作るためだけにイラストレーションや文字を描いているのですが、それと過去とが、自分が本来本当にやりたかった方向で一本のラインになり、繋がるという可能性が出て来た。そして恐らくそれこそが、日本時代ギャラリーで展示していただけでも、チェコで本を書いているだけでも得られなかった何かへとやっと繋がる唯一の道であり、自分が最も力を出せる「自然体」の最高の状態へ行けるたった一つの方法なんじゃないか、と予感した、ということです。
誰にも何も、まだ全然分からないけれど、可能性が初めて見えてきていて
しかもそれには、まだ更に時間がかかりそうだということ。
私ののんびりした、不器用な、要領を得ない生き方では、まだかかるでしょう。
それでも、絵を描きながらも未来が何も見えなかったあの頃よりも、本のための絵という文脈をこつこつと学んでいる今よりもこの先には、恐らく、恐らく。繋がっていくんじゃないかと。初めて、この世界と私が充分に繋がる方法が見つかるのではないかと。そう、感じたのです。


日本でこれらのことについて、知識としては知っていたけど、全く実感として掴めなかった自分。
こっちへ来て初めて、あぁあれってこういうことかぁ、て納得したりしてるんですけど、日本を出ない限り、私にはそれを理解することができなくて。
自分が主観的で、客観視の難しい人間だということがよく分かります。
日本を出る前は全てが混沌としすぎていて、ほんの簡単なことすらも全く私の目には見えていなかったので、今回の一見異常に簡単に見える結論も、れっきとした収穫です。これを当たり前だろうとは思わない。私が納得できなかったから、全て自分でやるスタジオを選んで渡航してきて、そして私は今、納得したわけです。頭ではなく、理屈や入れ知恵ではなく、自分の人生の責任において、実感と経験を積み重ねた中から初めて、心から納得できたというのが重要なのです。これなしに生きて、活動を続けることは不可能だったからです。ギャラリーで絵の展示をしてた時代から既に、本を作りたい、という気持ちは強く(もともと、初めての個展がシッダールタでしたから)、結局ファインアートとして四回の個展をした後に私が出した結論が「本に挑戦しなくてはならない」ということ、そしてプラハに出会って「イラストレーションをもう一度、本を作るために学ぶ」ということだったわけですから。私はここまでやらなければ理解できない、納得できなかったんです。やらないで分かるに越したことはないかもしれません。でも、私には分からなかった。日本にいると目が塞がってしまっています。他の全てのことは、そりゃぁもちろん日本にいた方がいいでしょう。でも、一番大事な部分が、私に見えないままならば、私はやっぱり、そこに居ては駄目なのだと思うのです。納得しないままでも、「生きているフリ」はできます。「なんでうまくいかないのかなぁ、こんなに頑張ってるのに」って、言うことはできます。でも、そのまま死ぬ。それが自分で許せなかったのです。私にはその生き方はできない。常に積極的にグイグイ行ける性格じゃありません。遅れならいくらでも取っています。それでも、それでも、私は自分を諦めないのが不思議です。でも、諦めていないのなら、終わりじゃない。次の道しるべすら、私の道は見せてくれました。
その感触がとても強かったので、今この瞬間としては何をしたらいいのかが、正直また分からなくなっていて…、また困っているという次第です。徐々に時間が追いかけてくる。まだ立ち止まっている。立ち止まっていることが、死ぬほど怖いのだけれど、手が動かない、気持ちが動かない以上、どうしようもありません。今という時間は、本当に形容しがたい時間です。



ともあれ、改めて今回思ったことは、私は、海外に出てよかったということ。私という人間には、そのプロセスなしには自分を活かす方法が永遠に見つからなかった、それはれっきとした事実です。不器用でダメな人間ですが、動くべきときにギリギリ間に合って動くことができて、本当に年齢もギリギリですけれどこうして奨学金などのサポートをいただいて動き、気づくことができた。

ギリギリでも何でも、その資格を有していてそのドアをくぐり抜けたのなら、お前にそれだけの力があるということはまぎれもない事実なんだ。

これは、私が留学の時に言われた一番力強い言葉であり、同じような状態の子を前にして自然と自分の口からも出て来た言葉でもあります。私の留学のことを、妄想だとけなした人がいて、その話を聞いた友人が言った一言でした。
今でも、そう。自分のことを、どうしようもない人間だと思う度、「事実」にだけ背中を押してもらっています。
ギリギリだから駄目なんだとか、遅いとか落ちこぼれだからとか、言い訳しながらも決してその道から退こうと、しないじゃないか。
ていうことは、私はまだ、私のことを諦めていないんだ。
今回、改めて思いました。
私はまだ自分の絵の力を信じているし、自分の絵の力は信じるに値するものである、という評価が、私の中で決して揺らがない。
だからグズグズ言いながらも、もう嫌だ死にたいとか言いながらも、それでも前へ進もうともがく。あがく。スマートでも賢くもなんともありません。だけど、私は自分に力が在ると信じている。私の絵には、必ず良い力がある、と私は信じているのだということを、今回、確認することができました。

自分の本当の気持ちには、背けません。決して、それは、できません。

今は、いえ、今も…
とにかく、自分と向き合い続けることにします。

Weekly Diary March vol.2 / 隔週日記三月②

ここ二週間は、こんなに長いこと(既に半年、あと三ヶ月)一つのプロジェクトに取り組んだことがないため、遂に限界が来たというか、心身に酷い疲労を感じまして、これはもうどうにもならんと思い、先週一週間は特に心の疲れを取るように心がけて過ごしたところ、なんとかリフレッシュできて冷静になれたので、今週からまた再開し、再度コンサルに持ち込みまして、なんとか折り合いがついてまた先が見えてきたようなところです。
文字の大きさや行間、絵とのバランスといった細かい点までコンサルも詰めてきてます。校正もぼちぼちやってもらっています。
自分でもなんでチェコ語で書いてるのか分からないんですけど、去年描いてた絵本のデータを昨日ふと見たらやっぱりがっちりチェコ語で書いてあって、なんか分からないんですけど自分で笑ってしまいました。あぁ、そうなんだぁ、って。。
チェコに来た当初から、ゆくゆくはチェコ語で絵本が描けるレベルになりたい、と言っていまして、もちろん自力ではまだ全部書けるはずがなく、チェコ語の先生や学校の先生、校正の人に頼んでいるわけですが、それでもやはり、何はともあれチェコ語で書いてる自分、てのがかなりデカいなと実感します。
なんか、面白い人生ですね。何なんですかね。笑います。ははは(´▽`)

Last week, I felt very deep tiredness of mind and body (especially in mind, because I'm plugging away everyday at my diploma work for half year. It's first time for me to doing such long project...) so I intended to rest enough, then from this week I felt better so I resumed my work, then it works again.
These days, on the consultation at school, we talk about to the very details, like spacing of letters or sizes, balance with pictures, or touch of pen drawings, or so.
Sometimes I feel a little bit curios that I'm writing this picture book in Czech, but actually I started it very naturally. Yesterday I saw my another picturebook that I was drawing last year, and it was also written in Czech, so I laughed. I'm Japanese, I'm now in Czech Republic, I speak English and a little bit Czech, and write books in Czech. It's interesting life.


もうあと遂に、ベッドサイドで描き始めました。
とにかく一番大事なのはペン画なので、ベッドルームという「ごくプライベートな空間」に持ち込むことで、作品に対してがちっと描けるように持っていくことにしたのです。
で、夜にだけ描いてます。夜の方が集中できるのです。
で朝起きたら消しゴムかけて、スキャンして、色塗りの準備をしたりまた合成したり、って作業をして、昼少し休み、暗くなってまた作業に取りかかります。最近はそんな毎日です。
And from this week I started drawing at my bed side.
I can concentrate to the pen drawing, so it's better, because the pen drawings are the essence of the book. It's most important part.
I draw in night, and sleep, in the morning I wake up and erase the pencil drawing from it and scan the picture, color it, etc. These days I work like this.


では日常編。
then daily life.




日本人の友人が、MUZEUM(国立博物館)で音楽演奏をする仕事をしており、初めて招待をしていただいて観に行ってきました。
建物も環境も音の反響具合ももちろん演奏も!素晴らしかったです。
あぁ、チェコって感じ…。(笑)
なんだか、夢のような体験でした。
峰央ちゃん、ありがとう!
My Japanese friend has a job to play piano at Muzeum!
It was really amazing night. Thank you :)

 私が深い疲労を感じて絶望的になった日、ネットもブッ壊れました。
…突然モデムが動かなくなりました。
このご時世に家のネットが止まると、ほぼ停電と同じ感覚がします。停電の次に嫌なものかもしれません。。生きるのには困らないけど、その次に困る、という逼迫感です。
とはいえ疲労していた時期でしたから、「ネットダイエット」する時期だろうとも思ったし、自分の疲労が伝わってリンクしたかなーとも思いました、電気関係ってそういうのデリケートなんですぐ反映しますからね。
というわけで新しいモデムが来ました。ちょっぱやで来ました。ネットダイエットは3日で終了でした。
On the day I felt deeply tired, the internet modem also broken. ( I don't know why)
Then I told it to the company, I got the new modem 3 days later.
なんとなくガンダムっぽいですね。て思ったのは何でだろう。
そして今までの二倍の速度が出るようになりました。おぉ…。
Now the internet at my home is twice faster than before.
Ooo great...!

最後の一踏ん張りで、たまに奇跡が起こって10分だけ繋がったりしてなんとか知人との用事を足したりできていた、旧モデムくん。
ありがとう…ありがとう!そしてさようなら!
This is the old one.
Good bye! Thank you so much for working hard everyday for over 2 years!!

そして一週間後にiPhoneケーブルも逝きました。
入れ替えの時期ってありますよね…。
あちこち裂けたところをマスキングテープで補修しまくって使い続けた二年半でした。ありがとう!そしてありがとう!
iPhone cable was also gone. Kaput.
It worked also for 2 and half years.


間違えて折っちゃったポインセチアの葉っぱを水に差しといたら、立派な根っこが出て来たので、そろそろ植え替えてあげようと思います…。
あぁ遂に園芸に手を出すのかぁ…。今までは友人におんぶにだっこでしのいできたのですが、独立せねば。
ボローニャから帰ったらすぐ土をあげようと思います。
Root grows from the broken branch. nice. I need to give a new pot for him.

メトロA線が伸びます。4/6からみたいです。最初に伸びたメトロ図を見て衝撃を受けたので思わず写真を撮りましたが、数ヶ月後には「なんで私こんなもの撮ったんだ、すぐ見慣れるのに」と思うことでしょうねテヘペロ!
Hey! New metro stations will be available!
I was excited and took photo, but I think few months later I'll feel "Why I took such a picture? Everyday we see this and it's nothing..."


花が咲いていました。きれい。かわいい。春。
Flowers blooming. Spring's coming!

見えますか?
窓に、下にある公園が反射して見えてて、きれいだなぁって。
Can't you see?
The park beneath my flat is "mirroring" on the window.
I just felt it's beautiful.

理由も経緯もよく分からないのですが先日ふとスタジオで夕食会?がありました。
会ってほどじゃなくて、なんとなくそのへんにいたメンバーに、夕食当番だった子が作ったご飯が出された感じ。
皆でその子が作ってくれたクスクスを食べて、デザートに誰かが出して来たバナナを輪切りにして皆で食べて、こういうの合宿以来だったので、なんかとても和みました。
どちらかと言うととっつきにくいチェコ人ですが、こんな風に突然ふと、自然に溶け込めるときがあります。
そんなときは何故か皆、私にチェコ語を喋ってきます。私が分かってなくてもなぜかチェコ語で喋ってきます。そして私もなんとなく分かるので、うんうん、といって会話しています。
何なんだろうね。なんか不思議です。
We had an dinner at atelier. It's just a small dinner with colleague. It's warm atmosphere, we just eat the kuskus that one student cooked, drink coffee, talk...
I feel ease and peace with such a time.
It was a happy time for me.

そして何故かスタジオで、スタジオの子が関わっている本の製本作業をやっていて、ユキコもやりたい?と言われて、久々に製本やりたかったのでうんやりたいと言って、皆でひたすら紙を折ったりのり付けしたりしてました。ふらっと来て、製本作業して、ご飯食べて、また製本作業して。コンサルで疲れてんのに何してんだろ?と思いつつ、なんか意味も無く手伝ったり、皆がわいわい喋ってるのをたまにすごい全部理解できて笑っちゃったり、おおむね分からないんだけどふんわりと輪に混ざったりとかしてて、なんか好きなのです。楽しかった。
After the dinner, I helped someone's book binding works. I love to do it, so I was pleased.

ある日、地元レストランに食事に行き、インターネットのパスワードを店員に聞いたらあまりにも早口で半分ぐらいしか分からず、分かったか?と言った瞬間にレジに行っちゃったんだけど私分からんくて、分からない!とジェスチャーしたら、レジで会計待ってたカップルがそれを見て聞き直してくれて、あまつさえ紙に書いてわざわざ渡してくれたんです!
One day I ate my lunch at a restaurant, and asked the staff what is the password of the internet, but he spoke very quickly so I couldn't understand, but he went away.
But one couple was watching at me, they asked him again the password, and wrote it down and gave me!

もう、感激。。。
こういうエンジェルな出来事が起こるから、チェコはやめられません…。
捨てる神あれば拾う神あり、捨てられたと思ったらわりと速攻で拾われます(笑)
あぁ面白い。チェコ…。
そして嬉しかった。。
I was very happy.
Czech persons looks sometimes very cool, and sometimes very warm, like this.
It's so interesting.
Thank you so much!!!

では、ボローニャ行ってきます!また!
See you next time! Have a nice day!
Yukiko

Weekly Diary March 1 / 週刊日記三月① いろんなものが戻ってきてる編

相変わらずウソみたいに綺麗なプラハ。
Amazing Praha. We Japanese call it "Real Disney Land"


まただいぶ間が空いてしまいました。。そろそろ更新〜だった先週、一冊目の終わりがやっと見えてきた段階でコンサルがあり、若干大きめの手法変更が出たため、うおおおお………!と頭を抱えながらあれこれ模索中していたら、更に一週間経った…という次第です。
一言で言うと色付け方法を見直さなくてはならなくなったのです。もちろん一番大事なのは線画なので、線画は大丈夫なんですが…。かなり頭抱えました。ただ、今までの方法から全く変えてしまうのだとまた雰囲気崩れるし、なんとなくなんですが今までやってきたこと全部が間違ってたとは全然思えなかったので、試行錯誤の結果、今までやってきた色付けにアナログ塗りを足し、更に色味を調整する、という感じになりつつあります。
来週、学科全体でやる卒制進行状況のチェックがあるので、その時にまた見てもらって進めていきます。
Last week, I had a consultation about my diploma-work picture book "Mala Japonka", and teachers advised me that it'll be better to draw all the words by hand, and all the pictures' colorings should be changed to be more watercolor-like... it means that, make it more "analog".
Then I've been struggling about new coloring... and now I think I found some way to make it. I hope...! Anyway I'm keep working.

アナログ塗りの足し方は、ゴリゴリ塗るんではなくわりとさらっと足す方がよさそうな気がしたので(さすがに過去二ヶ月あれこれ試したのでこのへんは分かる)(…と思う)、
コピックでトレペにカラー層を塗り
To add "analog" coloring, I use Copic on tracing papers. One is for colors, one is for gray tone only. Then scan them, and add to the original picture, and mix and adjust them...
次にグレーの「影レイヤー」だけのものを作り
 両方をスキャンして、元々のデータの前塗ったカラーレイヤーの上に重ねて、色を薄くしたり濃くしたりしてみて
…みたいな。感じです。
... like this.

更に、本文の文字も全部手書きにした方がいいよ。いう指導が入り、マジか…と思って昨日やってみましたが
In addition, teachers advised me to write all the sentences in books by hand (like diary book), so I tried to do this, and see...
確かに……。手書きのがいい…かな。雰囲気は出る。レイアウトはまだ適当ですが。今、先生に本文の校正を頼んでいるので、それが戻ってき次第手書きでまた作ることになります。が…がんばる。
...yeah, it must be true...
after I receive the proofing, I'll write them all, both in Czech and English, and maybe in Japanese... O M G! But I'll do.


・それと、学校で新しい印刷所を教えてもらえたので、先日さっそく行ってみました。デジタルより質が良く、でもオフセットじゃない、という印刷だそうで、よく分からないのですが良いそうです…(すごいざっくり。笑)
ここが良さそうならまずEye Contactの増刷をここでかけてもらいます。今までは学校のオフセット機で出すつもりだったのですが、サイズが元のサイズで出せない(大きさに制限がある)ので小さいフォーマットに変えなくてはならず、そうなるとレイアウトを抜本的に治さなくては本として成立せず(ものすごく読みづらかった)、でも卒制の絵本の制作に集中しないとムリ!だし、でも今年中に増刷作業しないとどうにもならない!しで、もう、どうにも身動きがとれなかったところへのこの情報だったので、かなりありがたかったです。

それにしてもびっくりなのが、月曜に印刷所行って相談して、見積もり明日送るわーと言われて金曜まで待っても返事なかったので連絡したら、オウソーリー、完璧に忘れてたわ!とお返事が。軽っ!(笑)日本でこんなことあったら相当問題でしょうし、まず起こらないですよね。でもチェコは簡単にこういうこと起こります(笑)ほんと、面白い。。急いでるなら私が水曜とかに連絡すべきだったところなので、待ってたってことは時間あるんでしょ?ぐらいもののです。個人主義の国って本当に面白いです。私はまだまだ、この国で学ぶことがあります。(笑)

And I got a new information about printing. It must be ok. At first I need to print the book "Eye Contact". If it's quite OK, I'll also print this diploma-work picture book.
I wanted to print it from last December, but I had a possibility only to use offset machine at school, and it was a problem. It accept only smaller format than the original size of that book, so I needed to adjust all the layout of the book, but it was too much work for me because I should concentrate to my diploma work. So this new information is really a good news for me!

But there's only one thing that I really feel funny. I went to the printing company on Monday, and she said she'll send me the calculation how much it costs, but until Friday I got no news from her. So this morning I sent her e-mail, and she immediately replied me that she completely forgot this! It's so funny. When you came to Japan and ask your offer, you'll never be forgotten, because Japanese thinks the work and customers are most important thing, even than their private life! But in this country, such things are easily occurs, and I feel it's really funny. If I really need it quickly, I should have contacted her on Wednesday or so, so I think it's not due to her. Ah, it's so interesting! What a big difference between these two countries! Actually I'm really enjoying such things. ;)


・それにしても不思議なのは、以前完全に手放した画材たちが、ここへ来て私の元にどんどん戻ってきていること。
私は昔(十代後半〜)、漫画家になりたいという野望を持っていたので、画材もそっち系でした。
ですが当時はつけペンがうまく使えず(筆圧が高すぎたのですが、それをうまく調節するなんていう器用な手先は持ち合わせていなかった…)、さらに絵も何故か、美大に入ってムキになってるうちにファイン?アート?みたいな(自分でもちょっと内心不思議だったんだけど)方向へ行くことになってしまい、完全にコピックは宝の持ち腐れになってしまっていました。なので、マンガ系画材の筆頭であった、高校生の頃からコツコツと買い貯めて使っていたコピックたちも、一度完全に手放したのです。(多分当時200色近くありました。)誰に手放したかというと、これも後で思うとほんとに運命だなぁと思うんですが、プラハに既に来ていたユミが、コピックをストーリーボード作りの段階で使いたいんだよなぁという話をしてたので、じゃああげるよ。と言って大箱でどーんと全部プラハに送ったんです。
…で今回、この「色塗り直し」の話が浮上して、これはコピック使わないとダメだなぁ…買い直そうか…と思いながらゆみに話していたら、「カラフルなやつは案外使ってないので、君に返すよ」とのこと。使ってないならいただくか。。というわけで受け取ってきた、というわけです。
かくして、生涯二度と使うことはないだろうとまで思って手放したコピックが、なんと手元に戻ってきた、、、わけです。本当に不思議。送った相手がゆみじゃなかったら、多分絶対に戻ってこなかったはずです。もう、運命だなと、、、。
When I was teenager, I wanted to be a manga writer. So I used pens and a lot of copic markers (alcohol marker), but gradually I shifted to painting, so I didn't use them when I was 25 years old and later. Then I gave them all to my best friend who lives in Prague, because I was certain that I would never use these art materials in my life.
But, it's surprising, that I came to Prague and started to write picture books, and I started using pens. And now, I need to use these markers again, so I told it to my friend and she said she has a lot of colors of those markers that she never uses for her works, so she can give me back them... So I received them again, and using them again! It's a kind of magic of life, I think... Now many things that I released completely are getting back into my life. It's really surprising for me and I feel really happy for it!
Gペン。丸ペン。昔は使えなかったなぁ…。バレエガールに始まり、カリグラフィーにまで手を出して、こっちに来てからすっかりペンになれてしまったため、気づいたら使えるようになっていたんです。もうさぁ、何?っていう。あと十年早かったらマンガ家目指せたのでは…?と思うと何だか切ない…。いや、でも無理だったでしょうね。。うん。そう思います。所詮、そういうものです。ほんとにやりたかったらやってたはずだからね。
ちなみに左側の木の軸のはなんと、チェコの文房具メーカー、コヒノールのもの。高校生の時に買ったんです。もちろんチェコ製だなんて一切知らず…。しかも、いろんなものがチープな作りになってしまった今の時代にはなかなか売ってない、金属の留め金でガッチリとペン先を止められる、すごくよいものなのです。まさかの出会い。運命や。。
I wasn't good at using pen&inks before, but now I got used to it because I've been using pens since I wrote "A Ballet Girl". Then now I can use even the Japanese pens that I never could use it well when I was young. It's also surprising for me. Feeling really mysterious...
 不思議な感じです。本当に、一度完全に手放したのに、また戻ってきたこの子たち。
懐かしい顔ぶれ。当時愛用していた色ばかりが「使ってない」といって戻ってきたのも、実に不思議です、、、。おかしいなぁ。w
将来、この子たちをこんなに違う目で見て使う自分と出会うことになるだなんて、当時は思ってもみませんでした。
ペン軸もコピックも、買って愛用してきた昔の自分に、心から感謝したい。今、そういう気持ちでいます。
Welcome back, my materials that I'd really loved!
I couldn't even expect such a thing would be occur.


インクが完全に乾ききるのが待てない…。
待とうと思うんだけど、もう乾いた!と思って消しゴムかけたらまだだったっていう…
もちろんフォトショで修正するんですけども。
こんなアホミスもしつつ、制作は進んでゆくのです。
I'm doing such a small mistakes everyday.
In this picture, I couldn't wait until the ink completely dried up, then... omg. haha. But it's ok, i can retouch it on PC.


・こっちで買ったつけペンが潰れてきてしまいました。
インクでコーティングされたような状態に…。
The pen which I bought in Prague is now like this... it's almost kaput.
いい感じにツブれて、太くていい感じの線が描けるので愛用しています。が、しかしちょっとヒドいかもしれん…。大丈夫ですスペアはあります。。はい。
It's possible to draw nicely bold lines, so I'm still using it, but sometimes it's too bold but I forget it and use... hmm. no problem, I have the new ones!





では日常編。
So for daily life's news.

何故か急にここ最近、ムラムラとフィルターコーヒーを家で飲みたくなり、しかしドリッパーがない(こっちには売っていないんです…あったとしてもすごい高い)、フィルターだけは家にあったので、家にあるもので考えて…こんな状態で淹れてました…。
In Japan, we drink stronger coffee than czech lol maybe it's Americano. (?)
And these days I really wanted to drink "Americano", so I thought how I can make it, then I did it like this...
ルックスはひどいけど、味はすごいおいしいんです(笑)
Looks crazy, but tastes perfect :-D

というわけでドリッパー、日本から母に送ってもらいました。
but it was troublesome to create a cup of coffee, so I asked mom to send me this dripper from Japan. It's very cheep in Japan but it's expensive in Czech.
うん…やっぱコレだわ。笑
...Hm, this is it.

ケンタの広告ぐらいならチェコ語が全部分かるようになっている自分に気づいてなんかビックリしました。
One day, I noticed that I understand everything of such easy advertising czech, and was surprised. Sometimes I feel like this... "why I understand it???" But it's just because I'm studying.

部屋で一灯で仕事してたら、ふと気づいたらなんかきれいな光景が。
I was working at night only with one light, and I noticed that here's a beautiful shade of the tree.

うん。きれい。
Hmm. Beautiful...

友達がプラハに遊びに来て泊まっていったのですが、朝ご飯を食べてそのまま眠ってしまっていました。旅行に来たのに!(´▽`)居心地がよかったそうです。生態が完全に猫。
My Japanese friend who lives in Hong Kong came to Prague. She really lived like cats.

チェコ料理食べに行きました。おいしかった!
また来てね☆
10年来の友達との久々の再会だったので、とても嬉しかったです。
We went to czech restaurant. Tasty!
And I met her maybe after 10 years interval. I was very happy to see her. See  you next time!

友達も来たし、ってことで毎朝軽い朝食を作って食べてたら、やっぱり朝食ってイイな。と思ったので、その後も続けています。
朝ご飯食べるのって大事だなぁ。
These days I cook breakfast. Usually I forget to eat breakfast but it's important to wake up our body&mind... hmm, good habit, isn't it?

その友達が買ってきてくれた、香港限定(?)のミルクシーフード味のカップヌードル。日本でも一時期売ってたそうですね。
めちゃくちゃ美味しかったです!!!いや〜。至福。
It's Cup Noodles sold only in Hong Kong. Tastes "Milk-seafood" Ah it was awesome... amazing. 

その後に母に頼んでた日本のカップヌードルたちも来たので、タワー作って写真を撮った。
This is love〜♪This is lo〜ve〜♪
It's cup noodles from Japan that my mom sent me. it's my heaven. haha...

衝動買いした百合の花。
いい匂い。
Bought lilies. Smells beautiful.

毛布巻き付けたみたいな不思議な服着せられたワンちゃん。かわいかった…
Dog with curious blanket-like wear in tram.

一人お茶しに行って、フルーツクネドリーキ頼んだら、見た事ないルックスのなんかなんともいえんやつが出て来た!
Knedliky (dumpling) with fruits inside, looks... oh... my ... god... what it is?
なっ、えっ、はぁっ!?何これっ!?てなりました。。
割ってみると
Cut, and we'll see..., .... what?

なんか木の実みたいなやつが出て来た。
全然甘くないコンポートみたいなやつ。
でも周りのジャムやら砂糖やらが甘いので、甘さは充分なのです。
不思議だった…。でも…すごいうまかった…。
チェコにも慣れて来たつもりでしたが、まだまだ不思議なものが沢山あるなこの国は…。と一人で遠い目をしながら食べました。美味しかった…。
The fruit's compote wasn't sweet but jam and sugars around were sweet so it's enough sweet, but anyway, it was very mysterious and... delicious!
 Hmm, Prague is still full of mystery for me.

大好きなヴィシェフラッド城敷地内にある教会の中にいる天使さん。
An angel in the castle at Vysehrad. (This park is my favorite place in Prague)

不思議の国プラハで、がしがし頑張っていきたいとおもいます。
ではまた次回!
I continue work in this mysterious land, Prague.
See you next time!

Weekly! Diary! February 1st / 隔週週刊日記二月①。

なんかやっとこさちょっとずついろんなものが楽しくなってきたような!感じが。するのですが、それまでが長かった…。そんな隔週ウィークリー!
These days I finally feel every small works are nice. hmmmm

最近の作業としては、まず絵を描いて、スキャンして、三色に色分け版を作り、更に色分け版を作ってそれぞれの版に分けながら色を塗り、重なり具合や濃度の調整をして、いったん印刷して、仮本を作ってしまいます。慣れたので作業もお手のもの。
そしてそれを持って外に出て(出なくてもいいのですが、食事時などに違う場所に行って一気にやった方が客観的になれるのではかどります)、細かいレイアウトや文章の直し、大きさの調整などを、作った仮本に書き込みます。
How I work these days is, at first I draw picture, and scan it, then divide that pic to 3 color layers in Photoshop, and start coloring the pics.
Then print and make the dummy book, and go out. Usually I go to cafe or restaurant and see the dummy book, and find mistakes or the point I need to improve on my pics or layouts. Because when I'm out of my house, I can be cool... you understand?
お茶を飲みながら、必要な文章を付け足したり、絵に足りないものを直したり、必要じゃないものを削る指示を書き込んだりしておきます。


それと、チェコ語の先生のところで翻訳直しもしてもらっているので、自分が書いていったチェコ語のテキストの直しも、仮本を作っていって直接書き込んでもらったり、先生に教えてもらって自分で書き込んだりします。
In addition, I'm writing text both in Czech and English, so I bring this dummy book to my czech teacher. She correct my mistakes, or translate where I couldn't.
こうした直しを家に持ち帰り、絵を直したり、
または手書きのテキストのチェコ語が間違っていた時は(もちろん頻繁にあります。w)、それを別紙に書き直し、スキャンして、
Then I bring it back to my home, and correct the data or texts, or draw again the serifs or pictures,
Photoshopに取り込み、大きさや色を調整し、また三版に分けて、三つとも元画像に取り込み、合成し、調整して、
then scan it to Photoshop, make it bigger or smaller, divide it to 3 layers, compose it to the original picture, then again color it, adjust it, work, work, work...
 またプリントアウトして、直ったかどうか、良くなったか、まだ改善するか見ます。
print it out again, and see how it looks. OK, or better, or still I need to improve it...
以上を繰り返します!( ´▽`)ノくそったれー
でも楽しいです!楽しめるようになってきた。
Repeating everything!
At first it was terribly tiring and boring and I couldn't enjoy it, but these days I feel better.
Hmmm, creating book is such a small works... isn't it...?

絵描きだった自分からすると、ほぼ単純作業に近く、どう楽しめばいいのか分からなくて、、、ここまでこぎつけるのは正直苦しみの方が強かったのですが、やっとやり方が多少体系化されてきて、一つ一つの作業を楽しめるようになってきました。
絵を描く作業と、色を塗る作業と、レイアウトや言語を直す作業は脳内では全く並列してないので切り替えがけっこうつらいんですが、慣れてしまえば気が乗った瞬間にどどっと作業できますね…というか、やっとできるようになってきました…。
ファインアートの自分と、イラストレーションの自分との違いというか、ギャップみたいなものを埋める作業が、1〜2月は特に続きましたが、やっとこさ埋まったかな?と思います。又詳しく書きたいですね…。
Actually, before I came to Prague, I was just a painter. So I just enjoyed painting. But I couldn't satisfy with it, so I came here. But these small works are actually very tough for me. I could hardly get used to such works, but, these days... maybe I found how I enjoy this. Or just got used to such way of living. It's sometimes very exciting. I wish I can work more constantly every day, every hours, every week... but it's impossible... but I really hope so. I need to improve myself. Anyway, I think I'm getting used to live as an "illustrator". ...I hope so!


さて日常編です。
Then, diary.
Opatovの図書館のギャラリースペースにて友達の個展があるので行ってきました!
日本に留学してすっかり日本にハマった、才能あふれるイラストレーターのドロタ・ブランナさんです。彼女にはほんと仲良くしてもらっています。そして、とにかく、絵が上手すぎます…
Now my czech friend, Dorota Branna's solo exhibition is held at library in Opatov, Prague. You can see her great watercolor paintings. She is really talented artist, and her works are really incredible. If you have time to visit there, I really recommend.




2/28までやってるので、興味ある方は是非!
とにかく凄い原画たちです…。
とにもかくにも上手いので、こういうカッチリした展示方法がよく似合ってました。
彼女、プリンティグにも精通しているし、こういう水彩の原画もすごいし…、いやどうなってんの?ていう感じです。
It's until 28th February!

後輩ちゃんが肉をスペイン土産にくれました、
…っておーい!肉!
よく分かってるね。(´▽`)
My friend gave me MEAT as souvenir from Spain.
Thank you, you really understand me... hahaha... yeah. (´▽`)

肉シリーズ。
カフナー(家鴨肉)のロースト食べたいね!といって、学校一緒の四人で食べに行った時の写真です。うちらテンション上がりすぎじゃろ!いやでもおいしかったー。ほんと天国。
Meat!
Maso! Miujeme Pecenou Kachnu!!! jo jo jo.
I think Japanese (of course including me) loves duck cuisine... don't we?
In Czech Republic, we can eat really nice duck cuisines. This is my favorite. Try!


まったく関係ないのですが、今までなんとなく買ったことのなかったアボカドを何故かこないだふと買いまして、何故かふと食べたくなって、わさびもないので醤油だけで食べてみました。
今までこの国で食べたどんな魚よりも、刺身の味がしました…。
…すごい…。
でも、わりとすぐ飽きました。
…なんだろ…
I ate avocado at my home, instead of raw fishes.
Do you know this? If you eat avocado with only soy sauce, you feel you're eating raw fish "Sashimi"... it's true! 
Then I ate this, felt that I'm really in Japan.
....crazy! (´ー`)


そして、学校で一緒だったフェルナンドの個展もやっています!彼は靴やカバンを作っています。手縫いなのです。すごい…。デモンストレーションとして靴底を縫っていました。面白いなぁ…。彼はとてもハートフルな人なので、久しぶりに顔が見れて嬉しかったです。
And he, Fernando is also one of my friend living in Prague. His solo exhibition is held at Artel Glass in Staromestska. He was sawing his shoe work as demonstration.



そしてその帰りのトラムで発見したもの。
Then I found crazy thing in tram on my way to home.
おい、トラムの中でヨーグルト食ったやつ誰だ。
あと殻を座席の間に挟んでいくな。
トラム車内でヨーグルト食ってる時点で衝撃なのに、ダブルでショックだよ。
WHO ATE YOGURT IN TRAM???????
I can't understand even someone eats yogurt in the tram, and also cannot understand why they leave the plastic here??????
Take it back to your home!!! Hey!!!!!!!!!!!


歯ブラシがへたってきたので買いに行って、これを見つけてなんかツボに入って爆笑してしまいました。
I went to by my tooth bruch, and found it. It's very interesting for me... what do you think? It's quite normal for you?

何これ!何付け替えられるようになってんの!なんでヘッド二つも予備ついてんの!何これ!
ニヤニヤしながら買ってしまいました。
まだ使ってません。笑
Why it's able to change its head? and, twice???
I don't know why but I really laughed with it. Yeah I must have been too weird to stay in drugstore. sorry, sorry... hehe... then I bought it.


まったくもって穏やかな冬のプラハですが、一度だけ妙に吹雪きました。
朝晴れてたのに、二時間ほどしたら突然ビュゴー!ぐおおおお!てなって、うおおおお!とテンションが上がり、写真撮りました!
This winter is basically very calm in Prague, but just one day, ...no, just 2 hours, a snowstorm came. Yeeeaaah! :-D

そしてこんなに吹雪いてたのに、二時間後にはまた晴れました。
……うおおい…!
I couldn't believe that morning was sunny, then storm came, and it became sunny again. It was just 2 hours... on no! I love snow!! I miss it a little bit.


ある日、なんかよくわからない空間で一人でよく分からない気持ちになりたい。という気分になり、プラハ唯一のラーメン屋に何故かふらりと行ったところ、なれました。
One day, I felt I want to feel very very weird atmosphere as i'm in the space or somewhere. I thought where should I go, then decided to go to Ramen bar in Prikope.
とんこつラーメンとチェコビールで
なんかこんな色の照明がチカチカする下で食べて飲んで、ぼーっとして、考え事や書き物をして、本の校正とかをしていたら、
なんかトリップできました。
意外なところで出来るもんだなと…。
As a result, it succeeded.
I sat under the strange light lighting blue, pink, yellow (it frequently changing), and I was eating Japanese cuisine, and drunk my favorite czech beer, so I felt.... very weird. Yes. It certainly succeeded.

その帰りにヴァーツラフ広場で、火のついたたいまつ的なものを回すサーカスみたいのをやっていて、火ってこわいけどきれいだなぁ。と、なんだかまじまじと見ていました。
そんなトリップでした。
and on my way to home, I saw a fire show like circus. It was great. Fire makes me feel scary, but was very beautiful.
I felt very weird again.
It was good night. 

いや、ほんとは精神的な疲れが溜まってるので旅行に行きたいんですが、なんか行き先がなくて…。全然決まらないんです。
なのでとりあえず、身近にある範囲でもできないかな、と。
この日は成功しましたね。

何か、
どこにも行きたくないけどどこかに行きたい、
どこかに行きたいけどどこにも行きたくない、
ていう時って、ないですか?
私はわりとあるのですが、今正にそういう気持ちです。
旅行ってやっぱり、どこでもいいようでいて、どこでもよくないんですよね。何だろうね…。


で、ま、最近は、土曜か日曜にレストランに一人で行き、おいしいものを食べながら頭の整理をしたり、気持ちを落ち着かせたりしてリセットする、というのが習慣になっています。
また鴨を頼んでしまった…。が、ここのはチェコの伝統料理の味付けと違い、オサレな味付けで日本人でも安心。胃にもたれにくい。w
These 2 months, in the weekend I went to restaurant alone, and look back this one week and calm my mind.
Today, I ordered duck again... omg... but taste was different than czech traditional one, so it's quite OK, I think.

(´▽`)

ではまた。
どうぞすてきな一週間をお過ごしください。
See you next week!
Have a nice week ahead.

HIKIKOMORI The Weekly Diary / 週刊不定期日記1月②

わああああ2月になってしまう!!
驚きの週刊日記一月の第二弾です。
ひたすら家で制作する毎日で、さすがにストレスというか、なんかもう引き蘢ればいいのかどうすればいいのか分からないという凄い状態です。
I'm surprised that February will soon come... omg.
These days I'm almost at home and make artworks... it's, hmm, comfortable but stressful... you see?

こんなようなことをしています
Doing like this.
とにかくここ一ヶ月闘い続けてきたのが、「色を使った印刷法」のことです。
何色をどう重ねどういう効果を狙うのか、シャドーを何の画材で何色で表すのか、ペンタブ塗り、鉛筆、筆、筆ペン、マーカー、その色の濃さと全部試し、そして例えば同じ青でも紫寄りの濃いのがいいのか爽やかな水色かこっくりしたシアンかと全部試して、もはや何がいいのか分からなくなって少し時間を置いて、だとかいった行程を「あっだめだ、やり直し!」てなるたびに全部やり直して、やり直して、やり直し続けて、やっぱり直す!といってまた最初に戻る……という作業をし続けていました。
やっと色は決まり、塗り方も大体見えてきて、複雑すぎず、かつ味気なくない塗り方、重ね方が見えてきたところです。
その一方でもちろん話も進めなくてはならないわけで、ドローイングもちこまかと描き進め、文章をつけ、先生に盛大に直してもらい(チェコ語で書いています)、そしてまた書く…作業…。
What I was struggling through this month was about color printing. I'm not really sure how colors works when multiply them. So everyday I was testing many colors on PC, or makes textures or shadows in many kinds of art materials, then scan it, color it, etc... and of course I needed to make story progress, then I draw, scan, make colors, annoying, struggling, blah-blah-blah...
But at least I could have decided colors which I use. Whew. ok.

その中でどうしても、今まで13インチのMacbook Airでやってきた作業に限界を感じました。作業量が多すぎるのに、画面が小さすぎるのです。
もう、ストレス、ストレス、ストレス……。大きい画面で作業したい!
しかして去年実は、テレビを買ったわけです。その理由の半分以上は、テレビを作業用モニターとして使うため。だったのに、いざ繋げてみたら何故か解像度が上がらず、画面が大きくならなくて、ガッカリして諦めていたわけです。
あぁ、テレビ勿体ないなぁ…。もういっそテレビ売ってモニター買おうかなぁ…でもテレビはまだ要るか…でもモニターがないと…もうこれ以上作業が進まない状態じゃダメだ。ええい、もうモニター自腹で買うしかないっ!とそこまで決意し、どんな機種がいいのか等といろいろ検索をかけている途中、ふと見つけました。「クラムシェルモードでテレビと接続する」というページを。
……ん?クラムシェル?なんか聞いたことあるなぁ、画面閉じても操作できるってやつだっけ…、そうかペンタブ持ってるから操作はできるなぁ…、
どれどれ、なになに、電源コードを繋げて、ケーブルも繋げて、そして画面を閉じる、っと……
…………ん、ん……ああ……あああああああああ!?
でっできてるやんんんんn
画面ちゃんとでっかくなったよオイーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
この一年は何だったんだーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
と…いうわけで、クラムシェルモードでの起動でないと画面解像度が上がらないようになっていたようです…。もう何をどういじってもそうらしい…。はあぁ…なんと…なんと長い一年だったことでしょうか…。しかし、そういうわけでやっとこさ、大画面で作業ができるようになったのです。。
まだ作業をちょこちょこしつつも、色や輝度の調整、画面の大きさ、操作周りの調整をしていましたが、そうこうするうちに目が慣れて、今晩からようやく本格的に作業できるようになりました。データの細かいとこまでくっきり見えるし、本のデザイン直しも画面全体で確認できるし…ありがたい!!作業効率が全く違う。。。
Er... then, I've been annoying also about working with my small laptop. 13 inch monitor was too narrow for me to edit books or making illustrations, but I've bared for a long time. Actually, last year I bought a TV, and I wanted to use it as a big monitor for PC, but I couldn't make it. So, I thought now I really need a big monitor then I have to buy, and started searching for nice monitor, but I found an article that was written about "cram-shell mode".... hm? what? cram shell?? ok I'll try, .... , .......what? .....OMG I GOT IT!!!!
....so, now I'm able to work with a big monitor. Thank you god... now I got monitor!



てわけで、ダイアリーで気を抜きましょう。。
Then, normal diary.

これは、くまこの最新作品のテストです。





なお、現在は大幅に変わった模様←
本番が楽しみですね。
がんばれ!締切前の若人たちよ!!!←必修を全部終えてる学生の余裕
Photos above is new works of Kumako (my friend in school).
Cheers!

ちなみにこの日彼女の家に行った理由は、私が自分を鍵なしで外出してしまって自分を家から閉め出してしまったため…。合鍵を預かってもらっているので、受け取りに。。地獄を見ました。制作モードに入るとかなりボケボケになります。財布を忘れて買い物に出かけるといったサザエ行為もしょっちゅう。今は気をつけてるので大丈夫です。w

今日出かける時、建物の入り口にシュールな椅子が運び込まれていました。
…なんかすごいシュール…。一体どこの国の…?
Today, when I went out, I found this strange chair is in the entrance of my apartment.
Where is it come from...?

おいしいご飯シリーズ。今日もおいしかった。引きこもりやってちゃダメだと実感した…
Today's dinner. Very good, I love this restaurant.

名前間違えられシリーズ。今回は「ユキノさん」になりました。
よくこういうのはある。過去にあったのは「Yukimo」とか「Taina」とか。よくある。実によくある。
Often I found such mistakes of my name. It's very interesting for me.

友達が誕生日プレゼントに肉をくれました、
……えっ?w
私が肉好きだと知って以来、この夫婦は私に肉を誕生日にくれます。

それとタイポグラフィーが毎日変わる、日めくりカレンダー!!すばらしい。毎日めくってます。毎日違う文字が現れるよ!ありがとう!
正直、東京にいる時はこういう「ちょっとシャレた商品」が溢れてるから、そういう中に埋もれてしまってなんとも思っていなかったんですが、チェコくんだりまで来ちゃうとこういう商品が如何に素晴らしいかに気づかされます。ある意味刺激に飢えてるというか…。外国出て来てよかったって私は思います。慣れきって知ったつもりになるよりも、当たり前のものを当たり前じゃないって気づく方が好きだからです。
My friends gave me meat bars and typography calendar. Both are very nice. Everyday I can see the new typography. Nice!! Thanks a lot!!

久々にチョコレートスコーン作りましたらとてもおいしかった…。Yummy. I made chocolate scones.

家の前の公園が着々と何かが出来上がっていってます。先日はこの木の杭が突然立ちました。おお、…柵?楽しみっす!春には完成するらしい。
Park is building near my house. hmmm I'm looking forward to see the perfect part in Spring!

写真で見えるか分からないんですが、すごく細かい雪の粒がシャラシャラシャラ〜と降った午後があって、ものすごくロマンチックでした。わぁ、まるで外国に住んでるみたい!!としばらくワクワクしながら眺めていました。…いや、外国に住んでるんだよね。と自分でツッコみながら。
One day, very small snow balls fell... how can I say in English? but it was amazing, very romantic scene it was.


友達が自家製のイチゴジャムをくれました!チェコ人なのに日本語でいちごって書いて、ラベルまで手書きで。嬉しかったです。もちろんすごく美味しかった!
My czech friend gave me homemade strawberry jam! it was so cute and very tasty. Such homemade things is really nice... I feel love.


それでは、また次回。
Then, see you next time!

Yukiko

『シンパティツキー作戦』



外国人が一人、外国で暮らしていくには、工夫が要ります。
柔軟になり常識を捨て去らなくてはならないのは基本中の基本ですが、更に言うなれば私は「この人、なんだか親身になっちゃう」と相手に感じさせる作戦が有効だと思います。これを行えば、一気に味方も増え、用事も的確に済ませることができます。逆に言えばこの一手間を怠ってはなりません。英語が万能だと信じてる人はかなりの盲目だと言えると個人的には思います。英語は決して万能ではないのです。万能なのは、人間においては柔軟性と努力のみです。

例えばチェコ人は、英語が苦手というか、苦手意識が強いです。実際全く英語がわからない人もたくさんいます。最近では英語分かる人も若い層を中心にわりと増えてきてはいますが、やっぱりまったく英語がわからない人も沢山います。街で買い物ひとつするにも、ご飯食べるにも、えっこんなの通じないの?ということがまだまだ多々あります。
4年前初めてこの国に来たある日、レストランでご飯食べていたら隣の席の夫婦の旦那さんがウェイターに「ナイフ下さい」と言ったが通じず、奥さんが知ってたらしくてチェコ語で「ヌーシュ」と言ったら速攻でナイフが出て来た、とかいうのを最初に目の当たりにして、あぁやっぱりチェコ語頑張らないと…と思った記憶があります。
あとはアジア人もわりといるんですが(わりとといっても少ないんですけど…)、外国から来たなら英語がわかるだろうと思って話しかけたら、そのあたりの皆さんは労働のために来ているため、英語をすっとばして商売に必要なチェコ語しかできないので通じない、なんてことはこの国ではほぼ常識です。従ってアジア人同士だとけっこう英語ではなくチェコ語で会話することが多いです。向こうが同士だと思って中国語で話しかけてきて、ご、ごめんなさい…とチェコ語で返すこともしばしば。笑
なので、この街で本当に快く買い物がしたかったら、やはりチェコ語が必要なのです。日本でも、商店街でオバチャンやオッチャン相手に欲しいものを伝え、探してもらい、買うとしたら、なかなか英語では期待できませんよね?それと全く一緒です。

従って、チェコ語が必須です。
しかし実は、大事なのは語学力ではないのです。チェコ語をペラペラ喋れるかどうかの前にもっともっと大事なことがあるのです。
それは「チェコ語を喋ろうと努力する姿勢を相手に見せたかどうか」です。

自分自身の経験でも、街角で見かける光景でも、本当によくあるのが、英語で「エクスキューズミー?」なんて言っちゃおうものならチェコ人にガン無視されるかその場で「Ne」(Noという意味)と一言で拒絶されるかのどちらか、というものです。ものすごく冷たい視線で見られて、何だこいつ?という顔をされて終わり。お店のオバチャンにそこまで冷たくされると、なんていうか、心がボッキリと折れます。軽くやさぐれます。やはり女の人には優しくされたい。(願望)
そこで「シンパティツキー作戦」です。Sympatickyとは、訳しづらいのですが、まぁなんというか冒頭に書いたように、親しみを感じ助けてあげたくなるような、感じのよい人だなぁ、という印象を与える人、という形容詞です。とにかくこれを徹底するのです。

まず、最初に話しかけるときから必ずチェコ語で話しかけます。
ちょっとすみません、私こういうのを探しているんですが、ありませんか?
と、無理にでもいいのでチェコ語で説明します。
徹頭徹尾、チェコ語を使います。
苦手意識など犬に食わせておいて、とにかく知っている単語を次々に繰り出すのです。
そうすると相手は無視できないので聞いてくれると同時に、私が一生懸命ジェスチャーやら何やら、絵解きまでしたこともありますが、やらで全身全霊で探しているもの欲しいものを伝えようとすると、だんだん引き込まれてくるわけです。何だろう、この子は何が欲しいと言ってるんだろう、あれかな、これかな、あれのことを言ってるんだろうか…と相手が想像力を働かせ始めたら、こっちの勝ちです。
ここまで来たら最後に一言、どうしても分からないその単語をぽつんと、英語で言っても案外通じたりするから驚きです。試してみてください。なんで最初から分かってくれんかったの!?と思わないでもないですが、要するに相手の苦手意識を取り除く努力をすればそうなる、ということなんです。何しろ相手は、潜在的には英語がなんとなく分かるのです。(多分日本人よりはずっと)ですからその相手の苦手意識を取り除くために、チェコ語をとにかく喋っていくことで、あちらの気分を「これだけチェコ語で喋ってくれてるし、なんか理解できる気がするぞ」という方向へ持っていくのです。
あとはその人が出してきたものを見て、いやこれじゃなくて、とか、これです!とか、もうちょっと小さいの、とかジェスチャーまじえて会話を続けていれば、用件は無事済みます。またはそこまで行けば最後に一言だけ、それを説明する単語を英語で言っても、なんとなく伝わるというわけです。あーはいはいそれなら分かるわ、これでしょ!なんつって、意気揚々と商品を探してきてくれます。そしてちょっと冗談なんて言ったりして、その意味が分からなくても笑って帰ってこれます。(笑)
買い物を笑顔で終わらせるのと、何を聞いても梨の礫で不愉快な気持ちで店を出るのとでは、その日の気分が違います。。気分よく暮らすには、チェコ語を話すことだ、と私の身体に染み付いたのも、無理もないと思います…。はい。

結局、チェコ語で全部説明なんて出来なくていいんです。チェコ語を話そう、理解しようとしているという姿勢を最大限究極まで見せるのが大事なのです。
…とはいえ、三年もいれば単語もだいぶ覚えましたし、質問のバリエーションも増えてますし、挨拶は流暢にできますし…。今は既に初心者とは言えないかもしれません。ただ、何も分からなかった来たばかりの時期からずっと共通してるのは「多少分からなくてもいいからチェコ語話した方が成功率が格段に上がる」ということ、だけです。私のチェコ語なんて、乳幼児にも劣るレベルだと思いますが(実際5歳児ぐらいが喋ってるともう難しくて何言ってるか分からない)、それでも例えばアパートの住人と顔を合わせればチェコ語で天気の話とかしますし、鍵をなくして待っている間どうしてもトイレ行きたくなって困った時に上の住人にトイレを借りに行って、ついでに世間話をして帰ってきたりとか、そこんちの7歳児と飼っているカメや猫の話もまぁなんとかできましたし(笑)、これ英語でも何て言っていいか分からんけどこれが欲しい!という時にお店の人とやり取りして新しい情報をゲットしたりとか、なんとかなりました。これが英語で話しかけた瞬間に、相手が英語に多少自信のある人でない限りほぼ100%不可能になりますからね…。英語で話しかけてガン無視されてしまった外国人を助けて、私の訳わからないチェコ語でなんとかその人の用事を達成できたとかいうこともよくありました。
私はほんとに、チェコ語喋れるわけでも分かるわけでもなく(勉強も続けてますし、努力はしていますがやはり難しいのです…)、ただ、努力する姿勢さえ見せれば、そのうちなんとかなる。んですよね。努力を続けないと話せないし理解もできませんが、努力を続けていれば必ずできてきます。語学の才能がある人なんてほんの一握り。大抵は、尽きない興味を原動力に努力を続けたか否か、それだけではないでしょうか。

でも、それってある程度どこの国でもそうだと思うのです。その国の言葉を喋ろうと努力すれば、現地の人の心を多少なりとも掴むことができます。でもそれをしない限り、外国人は「お客さん」です。仲間には入れてもらえません。外国人コミュニティーはふくれあがっていきますが、肝心のその国に来たという実感が持てる現地の友達や仲間はできていかないわけです。結局、なんでも同じなんだと思います。

例えば日本で、外国人が一人でぽつんと立っててなにかすごく困っていそうでこちらに来て、少しでもいいから分かる範囲で精一杯その国の言葉を喋ろうとしている人を見たら、なんか分かりそうだなという感じがしませんか?そしてもし彼の言うことが理解できたら、助けてあげようと思いませんか?それが不完全な日本語かどうかなんてどうでもいいし、理解できて助けてあげて、ありがとうと言われたら、嬉しくないですか?
例えば私のチェコ人の友人で日本に一年留学していた子は、洗濯用洗剤が欲しくて薬局に行ったものの、なんて言っていいのか単語がわからなくて、「洗濯パウダー、ください」と薬局の人に言ったそうです。(笑)でも通じた、と。そうですよね。そういうことだと思うんです。。洗濯パウダーと言われれば、誰だって洗濯用洗剤でパウダー状のものが欲しいのだ、と分かります。別にそれがおかしな日本語だなんて思いませんし、むしろ私は「洗濯パウダー」という機転の利かせ方にちょっと驚いたぐらいです。。
でも、もし彼がその努力をせずに、一言目から偉そうに、いかにも外国人です風に流暢に「エクスキューズミー?キャヌアイアスクユー?」なんて言われたら、あっ何この人英語じゃんもうダメだ、と思いません?その英語が早口で流暢だったらもう完全にお手上げです。もし彼が私の知っている単語を喋ったとしてもイヤだと思ってしまいそう。でも苦手意識ってそういうもんじゃないでしょうか。同じなんだと思うのですよ。基本的に。

だから、まず外国人はその国の言葉を知る努力をすべきだし、それを受けてもっと知りたいと思った現地の人は英語や、その外国人の国の言語を知ったりとかすれば、もっともっと広がる、と思うのです。
私はそういうのが好き。それをしないではもう生きていけないと、つくづく感じます。

人類、お互いに努力を怠らずに生きていきたいものです。

……なんか話がでかくなりました。(´▽`)